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卓上型超音波洗浄機とは?


超音波洗浄機は、高周波の超音波を発生させ、人の手やブラシでは落とせない汚れをも落とします。中でも卓上型超音波洗浄機は比較的小型の洗浄機で、心臓部とも言える超音波を発生させる超音波振動子ユニットが洗浄機と一体となっているので、卓上でハンズフリーでの使用ができます。多くは業務用として工業や理化学の工場・研究室などで利用されています。メーカーや用途にもよりますが、豊富なラインナップがあるのが特徴です。ここでは卓上型超音波洗浄機の特徴や仕組みなどを紹介していきます。

卓上型超音波洗浄機の仕組み
卓上型超音波洗浄機は卓上で使用できる形やサイズが特徴で、ねじなどの細かい部品を洗浄することに対応しています。超音波は人の耳には聞こえない高周波の音波で、超音波洗浄機はそれを利用し汚れを落とします。超音波は空気よりも液体の方が伝わりやすいという性質を持っています。液体に超音波の振動を起こすことで、人には見えないほどの細かい気泡を発生させます。この気泡が破裂するときに発生する衝撃波で、汚れを落とします。
超音波洗浄機は、超音波を発生させる超音波振動子ユニットと洗浄するものを入れる洗浄層とがありますが、これを一体化させコンパクトにしたものが卓上型超音波洗浄機です。油やたんぱく質などの除去、精密基盤などの精巧な製品や部品の汚れを短時間で落とすことが可能です。多くは業務用に使用されていますが、卓上のものは個人でも扱えるサイズのため、自宅でジュエリーやメガネなどの洗浄に使用する人もいます。

卓上型超音波洗浄機のメリット
卓上型超音波洗浄機の最大のメリットはそのサイズでしょう。比較的小型に設計されていて場所を選ばずに使用できます。洗浄物を入れる洗浄層のタンク容量は小さなものでは1リットル程度から、比較的大型のものでは20リットル程度まであり、用途によって選べます。
サイズは小型でも、メーカーや機種によっては高い機能性を備えたものも多くあります。例えば、排水のためのドレンコックが標準装備のものであれば、設置したその日から使用する事が出来ます。また、超音波の出力数を数段階に調整でき、汚れの度合いによって設定ができるもの、ヒーターつきで加温や温度調節ができるものなど様々な機能を搭載したタイプがあります。洗浄物へのダメージの少ない周波数で洗浄できる点、少量でも洗浄できる点も卓上型超音波洗浄機のメリットです。
卓上型超音波洗浄機の用途
卓上型超音波洗浄機のメリットはそのコンパクトなサイズで、少量のものや小さな製品、部品の洗浄に向きます。そのため業務用でも広く導入されていて、小型部品、ねじ製品、医療器具など、工業・理化学・医療の現場において多く利用されています。
また機械・精密工業の分野ではベアリングや精密ガラス、メガネやカメラなど精密機器類の部品、各種刃物やバルブの洗浄になどに、半導体や電子・電気工業の分野においてはプリント基板や導線の洗浄への導入例が多くあります。
さらに洗浄だけでなく、印刷業界ではインクの攪拌や顔料の分散に使われている他、製薬会社では薬品や薬剤の溶解、大学の研究施設・ラボ・一般の研究機関などでは試料の調合や実験・検査器具や検査試料の洗浄にも使われるなど、様々な用途に利用されています。

人の手やブラシでは落とすことのできない微細な汚れを、超音波を利用してきれいにする超音波洗浄機ですが、精密機械や精巧さを求められる産業や工業には欠かせないものです。主に業務用として導入されていますが、卓上型というメリットを生かし自宅で宝石やメガネの汚れを落とす目的で、個人で購入している人も多くいます。 卓上型はラインナップはとても豊富で、小さなテーブル上でも使用できる小型の物から、ある程度大型のものを洗浄できるものまであります。卓上型なので移動や持ち運ぶ上での利便性も高く、設置が簡単なので導入したその日からすぐに利用できるなど、メリットも多くあります。 超音波の周波数を段階的に調節できるものや、ヒーター内蔵の機種もあり、大型機に近い超音波を出力できるものも出ていますので、用途や目的に応じて選ぶことが可能です。