周波数の違いについて
当店取扱い周波数について
一般的に最も普及している周波数は40kHzで95%近くのシェアとなっておりますが、当店では他にも28(超低周波)、68・80(中周波)、120(中~高周波)、200(高周波)の周波数も取り扱っております
洗浄アイテムの材質や形状、汚れの度合いや種類など、ご使用用途に適した周波数の超音波洗浄機をお選び下さいませ
洗浄アイテムの材質や形状、汚れの度合いや種類など、ご使用用途に適した周波数の超音波洗浄機をお選び下さいませ
周波数の特徴
洗浄力は低周波になるほど強力な粗洗浄になる分、洗浄アイテムに与える衝撃も大きくなります
低周波になるほど頑丈で傷がつきにくく、作りがシンプル(ネジ穴や溝がない等)な洗浄アイテムの目に見える頑固な汚れを洗浄するのに向いています
高周波に近づくほど洗浄力の強力さは落ちていきますが、洗浄アイテムに与える衝撃も少なくなり、細かい汚れをムラなく均等に洗浄します
洗浄アイテムは、高周波になるほど精密でデリケートなアイテムの微細な汚れを洗浄するのに向いています
当サイトでは周波数別に適したアイテムをご紹介しておりますが、材質や素材により異なる場合がございますので、ご不安な場合は一度お問い合わせ下さいませ
低周波になるほど頑丈で傷がつきにくく、作りがシンプル(ネジ穴や溝がない等)な洗浄アイテムの目に見える頑固な汚れを洗浄するのに向いています
高周波に近づくほど洗浄力の強力さは落ちていきますが、洗浄アイテムに与える衝撃も少なくなり、細かい汚れをムラなく均等に洗浄します
洗浄アイテムは、高周波になるほど精密でデリケートなアイテムの微細な汚れを洗浄するのに向いています
当サイトでは周波数別に適したアイテムをご紹介しておりますが、材質や素材により異なる場合がございますので、ご不安な場合は一度お問い合わせ下さいませ
超音波の音について
超音波洗浄機は、人の耳には聞こえない超音波を利用して洗浄を行いますが、タンクや振動板が共振するため、運転中には「ジー」「ブーン」といった金属的な振動音や微細なパチパチ音が発生します
これはキャビテーションが起きている正常な動作音です
当店では28kHz、40kHz、68kHz、80kHz、120kHz、200kHzの各周波数帯を取り扱っており、低周波ほど力強い振動音がし、高周波になるほど軽く静かな音が特徴です
音の大きさは機種やタンクサイズ、設置環境によって変わりますが、いずれも正常な運転音であり、故障や異常ではありませんのでご安心ください
これはキャビテーションが起きている正常な動作音です
当店では28kHz、40kHz、68kHz、80kHz、120kHz、200kHzの各周波数帯を取り扱っており、低周波ほど力強い振動音がし、高周波になるほど軽く静かな音が特徴です
音の大きさは機種やタンクサイズ、設置環境によって変わりますが、いずれも正常な運転音であり、故障や異常ではありませんのでご安心ください
周波数別の用途例
■ 28kHz
| 超低周波帯(主に28kHz)はキャビテーションが大きく、洗浄力が非常に強い反面、洗浄対象への物理的な衝撃も大きくなります 目に見える汚れ層や油膜を“削り落とすように”除去するのに適しており、運転音も比較的大きめです | |
| 大型で重量がある金属部品、構造がシンプルで硬度の高いアイテム、小型でも強度がある部品 例:ネジ穴や細かい溝が少ない比較的丈夫な形状のパーツ | |
| 油分、固着した埃、錆、金属粉、切削粉、研磨剤・研磨ワックス、樹脂バリ、泥汚れ、パラフィン、指紋など比較的しつこい汚れ | |
| ステンレス部品、金属パーツ全般、ABS・PVC・PPなどの一般的な樹脂部品、耐久性のあるプラスチック部品など | |
| ガラス・セラミックなど衝撃に弱い素材はクラックのリスクがあります また、アルミ、真鍮、銅、金などの軟質金属は表面に傷が入る可能性があるため、周波数を上げる(40kHz〜68kHz)方が安全です |
28kHz:小型 3-10L
28kHz:中型 14-22L
28kHz:大型 30-58L
28kHz:特大型 61-135L
28kHz/40kHz切替:デュアル周波数デジタル式
■ 40kHz
| 40kHzは最も一般的な周波数で、洗浄力と素材への優しさのバランスが良い帯域です 28kHzほど強くはないものの十分な洗浄力があり、28kHzではダメージが出る可能性があるアイテムにも適しています | |
| ステンレス、金属製品に加え、28kHzの対象物と比較すると形状が複雑、ガラス製品などの脱脂に有効 | |
| 10µm以上の汚れ、油類、埃、軽度の錆、研磨剤、泥汚れ、パラフィン、指紋など広い範囲の汚れ | |
| ステンレス部品、金属パーツ、ABS/PVC/PE/PPなどの樹脂製品、セラミック、硬質プラスチック、陶器、ガラス製品 | |
| ひびのあるガラスや極薄のセラミックはクラックの可能性あり より繊細な部品には68〜80kHzが推奨 |
40kHz:小型 3-10L 40kHz:中型 14-22L 40kHz:大型 30-58L 40kHz:特大型 61-135L
■ 68kHz
| 68kHzは中周波帯で、40kHzより衝撃が弱く、80kHzよりわずかに洗浄力が高い周波数です 微細な汚れを均一に洗浄し、精密部品から一般金属まで幅広く対応します | |
| デリケートな素材、微細孔や細隙を持つ複雑形状品、研究・医療分野の精密機器 | |
| 5〜10µmの微細汚れ、隙間汚れ、油分・埃など | |
| ガラス製品、アルミ製品、精密機器、時計部品、プリント基板、医療器具、光学レンズ、HDD、IC、シリコンウェハ | |
| より洗浄力を重視するなら68kHz、より繊細さ重視なら80kHz |
■ 80kHz
| 80kHzは中周波帯で、精密度の高いアイテムに優しい洗浄を行います 軽度の汚れに適し、固着汚れには不向き | |
| 40kHzではダメージが出るデリケート素材や複雑形状品、研究・医療の精密機器 | |
| 5〜10µm程度の微細汚れ、隙間汚れ、油分・埃 | |
| ガラス製品、アルミ製品、精密機器、時計部品、基板、医療器具、光学レンズ、HDD、IC、ウェハ | |
| より繊細なアイテムには120kHzが適切 |
80kHz:小型 3-10L 80kHz:中型 14-22L 80kHz:大型 30-58L 80kHz:特大型 61-135L
■ 120kHz
| 120kHzは高周波帯で、キャビテーションが非常に微細になり、繊細な部品の超精密洗浄に適しています | |
| 微細孔・微細溝を持つ精密部品、光学・医療・半導体など高精度分野 | |
| 1〜5µmの微粒子汚れ、超微細隙間汚れ、軽度の油分・埃 | |
| 光学レンズ、精密部品、基板、医療器具、HDD部品、半導体部品、IC、シリコンウェハ | |
| 固着汚れには不向き。必要に応じて40〜68kHzと併用 |
120kHz:小型 3-10L 120kHz:中型 14-22L 120kHz:大型 30-58L 120kHz:特大型 61-135L
■ 200kHz
| 200kHzは超高周波帯で、キャビテーションが極めて微細になり、ナノレベルの汚れを優しく洗浄します | |
| 極薄・極小・極繊細な素材、ナノ構造部品、半導体・光学・研究用途 | |
| 1µm以下の微粒子、ナノ汚れ、超微細隙間汚れ、微量の油分 | |
| シリコンウェハ、光学薄膜、超精密レンズ、MEMS、微細電子部品、研究サンプル | |
| 洗浄力は非常にマイルド。固着汚れには不向きで、必要に応じ40〜80kHzを前処理に使用 |
200kHz:小型 2-10L 200kHz:中型 14-22L 200kHz:大型 30-58L
*周波数別にアイテム例等を挙げておりますが、周波数・材質によってはダメージが出る場合がございます
*ご心配な方はご購入前に洗浄アイテム、汚れの種類を記載してお問い合わせよりご相談下さいませ





