超音波洗浄機を周波数でお選びならMr Sonic Cleanerにお任せ

周波数でみる業務用超音波洗浄機の用途


手が届かないところや、細かな汚れ、目に見えない汚れまできちんと落としてくれる便利な機械である超音波洗浄機。これから導入しようとお考えの方は、沢山ある種類の中からどのように選べばよいのかということに悩まれるかもしれません。選ぶ大きなポイントとなるのが周波数の違いですが、一体周波数によって洗浄能力にどのような違いがあるのでしょうか?選び方と合わせてご紹介していきます。

低周波で洗浄効果があるものは?
一口に業務用の超音波洗浄機といっても、使用されている周波数の違いによって洗浄能力や洗浄するのに向いているものは違ってきます。
低周波による超音波洗浄は、衝撃波によって洗浄を行うことができるキャビテーションがより強く発生します。そのため、より洗浄能力が高くなりますので金属や精密な機器の部品などの洗浄に向いています。強い汚れを落とすことができますので、目に見えるようなひどい汚れや油汚れ、樹脂の部品から脂分を除去するための洗浄などにも適しています。
その一方で、強い衝撃が洗うものに傷をつけてしまったりダメージを与えてしまったりすることもありますので、デリケートなものの洗浄にはあまり向いていません。業務用で使用するのであれば、洗浄するものにダメージが加わらないように均一に衝撃が当たるようなタイプを選ぶと良いでしょう。

高周波で洗浄効果があるものは?
高周波を利用した業務用の超音波洗浄機では、振動する回数は多くなりますが強いキャビテーションは発生しません。そのため目に見えるような頑固で大きな汚れを落とすよりも、目に見えないような細かい汚れを落とすのに向いています。
洗浄液の中に含まれている分子が加速して洗浄するものにぶつかることで汚れを剥がして落とす洗浄なので、洗浄するものへ衝撃が加わらずに、ダメージもほとんどありません。そのため半導体やハードディスク、液晶画面などの精密機器や銅やアルミ、ガラスなどの、ダメージに弱いものを洗浄するのに向いています。
また低周波を利用した超音波洗浄機での洗浄と比較してムラが無く一定の強さで洗浄物に衝撃をあてることが出来ますので、すすぎや微粒子の除去目的として行う洗浄に使用すると良いでしょう。

洗浄する商品に合わせて周波数を選ぶことが重要
これから業務用の超音波洗浄機を導入するのであれば、自分の会社ではどのような汚れを落とす必要があるのか、何を洗浄するのかによって周波数を選んで、超音波洗浄機を導入するようにしましょう。
がんこな汚れや油汚れ、大きな汚れが多いのであれば周波数の低いものを選びましょう。もし目に見えないような小さな汚れや、細かい部分の汚れを取るために洗浄することが目的なのであれば、高い周波数のものを選ぶと良いです。
また、洗浄するものが銅やアルミなどのダメージに比較的弱い素材であったり、壊れ易いものやデリケートな精密機器であったりする場合には、ムラなく力が加わり、強いダメージを与えることがない高周波の超音波洗浄機を選択しましょう。
このように業務用の超音波洗浄機は使用する周波数によって大きな違いがあるものなので、きちんと商品にあわせた周波数のものを選ぶことがとても重要になってきます。